桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「コロナ闘病記(2)」

2020年11月22日 (日) 12:19

1116日(月)メルマガ配信分

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1115日(日)

 

 15日(日)の朝は、空腹で目覚めた前日とは全く違う、すっきりとした目覚めでした。ふしぶしの痛みがしぶとく残っており、ベッドから起き上がって階段を下りるときには大変でしたが、体温を測ってみると358分。やっと平熱に戻りました。

 

 熱が下がらないままであれば入院させていただくことにしていましたが、どうにか熱が落ち着いたため、入院は見送ることになりました。

 

 朝食を作って食べた後は、ベッドに戻ってまた眠りました。少し動いただけでもかなり疲れるので、だいぶ体力が落ちているなと感じました。

 

 しばらくして起き上がってみると、郡和子市長からメールをいただいていました。市長と電話で話をして、仙台市の医療体制が相当ひっ迫していると思われることを伝え、新型コロナウイルス感染症の患者さんへのケアについて、制度上の問題が色々あるので、快復を待って、国での対応を働きかけていきたいと思っていると伝えました。

 

 保健所から連絡があり、体調はどうかと聞かれ、熱が下がったことを伝えました。また、16日(月)の午後に、レントゲン等の検査を受けられることになりました。

 

 筋肉痛が酷く、肩こりもあったので、この日には久しぶりに風呂に入りました。湯舟でマッサージをし、風呂上がりにストレッチをすると、凝りがほぐれて、身体がかなり軽くなりました。

 

 昼食を取って、また眠りました。昼寝から起きると、身体もだいぶ楽になり、筋肉痛も減っていました。熱が下がり、筋肉痛や関節痛も穏やかになっているということで、いい方向に向かっているのではと感じていました。

 

 それからは、少し体調に余裕があったので、久々にテレビをつけたり、この闘病記をつけたりして過ごしました。

 

 夕食を取ったところ、すぐに眠くなり、いわゆる夕寝をしてしまいました。21時頃に目覚めて、もう一度体温を測ってみると、372分でした。

 

 まだまだ油断はできませんが、一日の中での熱の最高値が、385分(13日)、379分(14日)、372分(15日)と順調に下がっていっているため、間違いなくいい方向に向かっているな、と感じながら床につきました。

 

 この三日間、非常に喉が渇き、なおかつ塩分を取りたいと強く感じていました。自覚はあまりないのですが、熱があって、知らないうちに発汗しているため、水分と塩分が体から抜け、無性にそれらを摂取したくなったのだと思います。家にあった梅干しやすじこを、一生懸命に食べました。

 

 また、この日には、ありがたいことに、同級生の医者が、亜鉛やシスチン&チアニンのサプリを持ってきてくれました。新型コロナの患者さんは、亜鉛が不足している傾向にあるそうです。亜鉛が不足すると、味覚障害が起こりますので、新型コロナの患者さんに味覚障害が起きているというのは、そのためなのかもしれません。

 

 いずれにしても、闘病生活において、こうして支えてくれる友人がいることは、とてもありがたいことだと感じます。