桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「コロナ闘病記(10)」

2020年11月29日 (日) 14:35
11月26日(木)配信分
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・11月24日(火)
 
 この日には、体を持て余すくらい、時間が沢山あると感じました。具合が悪い時には、眠って起きてを繰り返すうちにいつのまにか一日が終わっているという感じでしたので、本当によくなったのだと思いました。
 
 改めて、皆様にはご心配をおかけし申し訳ありませんでした。おかげ様で元気になりました。多くの励ましの言葉をいただき、ありがとうございました。
 
・11月25日(水)
 
 保健所から就業許可の証明書をもらったので、本当に久しぶりに東京に出てきました。病院で検査を受けるまではじっとしているつもりで宿舎に来たのですが、そのときにも、エレベーターではなく階段を使いました。息切れすることもなく階段を上りきることができ、体調の回復を実感しました。 
 
 11月13日に仙台に向かうまでは、まさかコロナに感染し、こんなに長く療養することになると思っていなかったので、流しの横には、野菜がそのまま置かれていたりしました。
 
 油物が食べたくなり、二週間ぶりにクリームコロッケを食べたところ、お腹を下してしまいました。療養中は梅干しや焼き鮭ばかりを食べていたので、胃がびっくりしたのだろうと思いますが、これから徐々にそういったものにも慣れていきたいと思います。
 
・11月26日(木)
 
 東京医科歯科大学で、PCR検査やレントゲンの検査を受けてきました。春に視察に伺った時には、コロナの外来は院外のテントで行われていましたが、今はコンテナで行われていました。患者さんが増えているので、どんどん拡張しているそうです。
 
 PCR検査は、鼻から綿棒を差し込む形の検査でしたが、ものすごく痛くて、もう二度とPCR検査を受けたくないと思いました。いくつかの検査結果が分かるのは来週になるらしく、どのような結果になるのか待ちたいと思います。
 
 検査後は、人通りの少なそうな道を選んで、歩いて宿舎に戻りました。久しぶりに外を歩けて、とても気持ちがよかったです。食欲も出てきたので、食事も美味しく感じました。
 
 この二週間、本当に運動をしていなかったので、リハビリをかねて、少しずつ体を動かしていきたいと思います。