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桜井充メルマガ「危険な自宅療養」

2021年08月13日 (金) 13:59

どの病気もそうだが、自己管理ほど難しいものはない。何故ならば、医学的な知識が無ければ、何か症状が出た際に、それが自分のかかっている病気に関連しているものなのか、悪化しているのかという判断できないからである。

 

私がコロナに感染した際病院のベッド宿泊療養のためのホテルも空いていなかったので、自宅療養になった。熱が出て、咳もあった。上気道の感染であることは分かったが、肺炎を併発しているのか、私の呼吸状態はどうなっているのか全く分からなかった。自宅療養でも仕方がないと思ったが、正直言って、この点が不安だった。

 

自宅療養の前にレントゲンや血液検査等をしてもらえないかとお願いしたが、保健所からはいっぱいなのでできないと言われた。金曜日に発症し、検査ができたのは翌週の月曜日の夕方だった。それまでの間、症状は悪化していたので、どうなるのかと心配していたが、幸い私は医師であるので、自己判断で薬を服用し、症状が改善してきたので、少し安心できた

 

月曜日の検査で、肺炎を併発していることが分かった。その時には、入院するかと声をかけて貰ったが、血液検査の炎症反応もマイナスになっていたので、自宅療養を選択した。肺炎は起こっていたが、客観的データが分かって、精神的にはずいぶん楽になった。

 

自宅療養の場合、同居者がいれば、ほとんどの場合家庭内感染を起こすだろうと考えられる。ベッドもホテルも無ければ、症状が悪化することへの不安や、家庭内感染の不安を抱えながら自宅療養するしかない治療用のベッドを増やすのは難しいが、ホテルの確保はそれに比べれば簡単であるので、家庭内感染を回避するために、ホテルの確保が急務だと思う。

そして、最大の問題点は、自宅療養の場合には、治療薬の投与を受けられないことである。私は感染が判明した当日、全身の痛みに襲われた。コロナウィルスが体内で増殖しているからだと思うが、この時にウィルスの増殖を抑える薬剤を投与してもらえば、その後の症状は大分軽く済んだのではないのかと思

 

前述した通り私は自己判断で薬を服用でき、症状を改善させることができたが、これがければどうなっていたのかは分からない。自宅療養者に対しても、治療薬を投与できるようにするべきである。

このような問題点を速やかに改善して、重症者や死亡者を減らせるよう努めていきたいと思う