桜井充メールマガジン

働くママさんを支援しているamiabilityという会社があり、そのコンセプトに共鳴して応援させて頂いている。現在の主力はインボイス制度に対応するためのソフトで、他社の商品より利便性に優れ、そのうえ安価である。

本来、ソフト事業で利益を出すためには、価格設定をもっと高くしなければならないが、彼女の企業ではこのソフトそのもので利益を得ようとはしておらず、ソフトを導入してくれた企業から、ママワーカー向けの仕事を受注することを目的としている。ソフトを入り口にするために、あえて価格を抑えているのである。

母子家庭の世帯数は増加傾向にあるが、シングルマザーの半数程度が中卒・高卒を最終学歴としており、そのため収入が低く、生活に困っている方もいる。そこでこの会社では、ママワーカーの職業訓練も行っていて、プログラムを開発するためのスキルを磨いているそうだ。

12月に仙台で開催を予定している勉強会・中小企業立国の会では、こちらの企業にも来ていただいて、取り組みの説明をしていただく予定である。興味のある方はぜひ参加していただければと思います。