桜井充メルマガ「企業型DC」
2025年02月27日 (木) 18:46
企業型DC(企業型確定拠出年金)という制度がある。公的年金を補完する目的で作られた制度であり、これを使って将来に備えることで、優遇税制を受けることができる。令和7年度税制改正大綱には、この優遇税制を受けることができる枠の拡大が盛り込まれた。
この枠の拡大にあたって、私から政府に申し上げたことは、「大企業は制度を知っており、利用しているので、優遇税制を受けられている。しかし、中小企業はほとんど制度を知らず、使っていないので、大企業との格差がますます拡大する可能性がある」ということである。制度を運用する上で重要なことは、きちんと周知徹底する事である。
そのため、今回、宮城県商工会連合会のセミナーで制度の説明をさせていただいた。加えて、資金繰り支援のための資本性劣後ローンや、グループ補助金で整備した施設・設備に課せられている財産処分の制限に対する特例措置のことなど、中小企業が知って得する制度の説明をした。感想を伺いたかったのだが、講演の場では伺えず、残念だった。
国が様々な制度を作っても、広報が不十分では使ってもらうことができないし、社会も変わっていかない。政党の活動にも同じ事が言えるのではないだろうか。我が党は若年層の支持率が低下しているが、彼らに対する周知活動が必要ではないかと感じている。
この枠の拡大にあたって、私から政府に申し上げたことは、「大企業は制度を知っており、利用しているので、優遇税制を受けられている。しかし、中小企業はほとんど制度を知らず、使っていないので、大企業との格差がますます拡大する可能性がある」ということである。制度を運用する上で重要なことは、きちんと周知徹底する事である。
そのため、今回、宮城県商工会連合会のセミナーで制度の説明をさせていただいた。加えて、資金繰り支援のための資本性劣後ローンや、グループ補助金で整備した施設・設備に課せられている財産処分の制限に対する特例措置のことなど、中小企業が知って得する制度の説明をした。感想を伺いたかったのだが、講演の場では伺えず、残念だった。
国が様々な制度を作っても、広報が不十分では使ってもらうことができないし、社会も変わっていかない。政党の活動にも同じ事が言えるのではないだろうか。我が党は若年層の支持率が低下しているが、彼らに対する周知活動が必要ではないかと感じている。