桜井充メルマガ「不適切でしたね」
2025年05月22日 (木) 18:21
江藤前農水大臣が事実上更迭された。正直な発言と言えばそれまでだが、庶民の気持ちが分かっておらず、責任を取るのは当然の事だろう。国民民主党の玉木代表は「辞めるほどのことではない」と発言していたが、如何なものかと思っていた。
米の値段は確かに上がっている。地元を歩いていても、米が高いと多くの方から言われる。一時期は米が店頭から消えていたので、その頃に比べれば手に入りやすくなったとは思うが、以前と比べて倍ぐらいの価格になっている。ところで、米の適正な価格はどのぐらいなのだろうか。
世界情勢の変化や円安を背景に、米を作るための肥料や燃料代は高騰している。米農家の賃金も、これまでは極めて低い水準にあった。そのような作り手側の事情を考えれば、実は今の価格が適正なのかもしれない。
しかし、米は主食であり、米の価格が上がればそれだけ国民の皆さんの生活は苦しくなる。それらのことを踏まえると、政府が行うべきなのは米の価格の引き下げのための努力ではなく、国民の皆さんが米を買うときに支援する仕組み作りなのではないかと思う。
地元の主婦の方からは、「米の無料引き換え券を配ったらどうか」と言われたが、こうした発想を取り入れながら、作り手と消費者、双方が適正だと思える米の流通の形を考えていかなければならないと思っている。
米の値段は確かに上がっている。地元を歩いていても、米が高いと多くの方から言われる。一時期は米が店頭から消えていたので、その頃に比べれば手に入りやすくなったとは思うが、以前と比べて倍ぐらいの価格になっている。ところで、米の適正な価格はどのぐらいなのだろうか。
世界情勢の変化や円安を背景に、米を作るための肥料や燃料代は高騰している。米農家の賃金も、これまでは極めて低い水準にあった。そのような作り手側の事情を考えれば、実は今の価格が適正なのかもしれない。
しかし、米は主食であり、米の価格が上がればそれだけ国民の皆さんの生活は苦しくなる。それらのことを踏まえると、政府が行うべきなのは米の価格の引き下げのための努力ではなく、国民の皆さんが米を買うときに支援する仕組み作りなのではないかと思う。
地元の主婦の方からは、「米の無料引き換え券を配ったらどうか」と言われたが、こうした発想を取り入れながら、作り手と消費者、双方が適正だと思える米の流通の形を考えていかなければならないと思っている。