桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「日本型国家を目指す会を作りました」

2011年07月07日 (木) 17:37

 昨日、自民党の林芳正議員らと日本型国家を目指す会を作った。林さんとは、自民党きっての政策通としても知られているが、人柄も素晴らしい人だと思っている。数年前に互いに予算委員会の筆頭理事を務めた時から、親しくお付き合いさせて頂いている親友である。
 今回、マスコミの前で発会式を行ったが、当初はオープンにするつもりはなかった。何回か会を重ねるごとに人数も増えていき、マスコミにも知られることになったので、昨日の会合となった。
 政権交代が行われ、昨年の参議院選挙前までは、ねじれは解消されていたが、自公政権の最後の2年間も、現在の民主党政権下でも、ねじれ国会は続いている。野党の意見が反映されやすくなったという点ではメリットもあるが、物事の決定速度が遅くなるという問題点も生じてきている。
 現在は、後者の方が強くなってきており、大連立等、ねじれを解消するための方策が議論されている。ねじれというが、結局のところは、衆議院で多数を得て与党になっても、参議院では多数を占めていないという事であり、ねじれとは参議院での民意をどのように反映するのかという事なのかもしれない。

 最近、参議院の力が強すぎることが問題であるというような参議院悪者論や、物事が進まないのであれば一院制にするべきであるというような参議院無用論を主張する人たちが現れている。このような意見を封印するためには、参議院での民意をどのように反映するのかを参議院で決める必要があると考えていた。
 このような問題意識は林さんも共有しており、問題解決のための仲間作りを行おうという事になった。仲間を作るためには、最低限の方向性が同じ人たちが集まるべきであるという認識で一致し、日本型国家を作るという事で議論を重ねることになった。

 最近の政治は、小泉総理の新自由主義や菅総理の第三の道ではないが、世界のモデルを日本の国に当てはめて行こうとする流れになっていたように思われる。私は、日本は素晴らしい国だと思っている。その日本の素晴らしさを骨格に、時代に合わなくなった部分を再構築しながら、この国の再興にあたって行きたいと考えている。
                 参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 オバマ米大統領がツイッターを用いた対話集会を行ったとの報道がありました。ハッシュタグ「#AskObama」を使ったツイートは11万件以上に上ったとのことで驚きです。
 小生もツイッターやFACEBOOK、その他様々なSNSを使用してはいるものの、どう使えばよいのかと未だ試行錯誤の段階です。使用して良かったことというと、お世話になった方々や旧友達等と旧交を温めることができた事、有権者の皆さんから直接ご意見を頂ける事、災害に強いことから、震災時の情報提供・情報収集に使用できた事でしょうか。
 しかし、世の中がインターネットにより便利になっていく一方で、ハッカー集団の脅威も高まっています。先日もフォックスのツイッターがハッキングされ、「オバマ大統領暗殺」との誤報が流される事態となりました。現実世界のみならず、インターネットの世界でも自分自身を守る能力を身につけなければなりません。勉強しなければならない事だらけです…(小林太一)


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