桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「やっぱり人なんだよなあ」

2012年01月19日 (木) 19:25
 昨日、「東日本復興プロジェクトfrom銀座」の新年懇談会に出席した。気仙沼の若い人たちが中心になって企画し開催された。オープニングは子供たちの八幡太鼓。一生懸命演奏する姿に感動した。
 その後、関係者の挨拶や歌があって、メインは被災地の食材を使った料理。食材を生かした美味しい料理、地酒もあり、和やかなうちに会は終了した。素晴らしい会だったと思うし、これを単発で終わらせることなく、継続して復興プロジェクトを行う事が出来るように、私も協力できたらと思う。
 会が終了してから、若い人たちとの懇親会。彼らは、ほとんどが宮城県外の人たちで、今回の震災からの復興のために、自分たちで何かができないかと集まった人たちである。彼らが行っている事は各人バラバラなのだが、震災からの復興という点では、思いは一緒である。
 これまでは、今の若者はどうなのだろうかと思っていた私だが、彼らの話を聞いていて、なかなかやるじゃんという気持ちにさせられた。これだけのエネルギーをうまくいかせるようにすれば、震災からの復興だけではなく、日本の再生も可能ではないだろうかとも思えるひと時だった。
  考えてみれば、私たちも幾多の困難を乗り越えてきた。それを乗り越えることができたのは、まぎれもなく人の力である。これまで、私たち政治家が行ってきた復興に関する仕事は、予算を作り、そして制度を整えることであった。
 このことを行う事は当然のことなのだが、それ以上に、やる気のある人たちの力を発揮してもらえる環境を整備することの方が、むしろ大事なことなのかもしれないとも思った。どのような事が出来るのか、これから考えてみたいと思う。
                   参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 引きこもりや不登校、非行の子どもに対してスパルタ式の教育を行う有名な某スクールでまたもや自殺と思われる飛び降りがあったようです。果たして、スパルタ式の教育が、このような少年少女達に果たして本当に有効なのかどうか疑問です。
根性は確かに重要な要素ではありますが、スパルタ式の根性だけでは物理的に無理な事は第二次世界大戦の際のインパール作戦等の長距離行軍をはじめ、歴史でも明らかだと思います。特に、引きこもりや不登校等の方々は自らに自信がないことが多いことから、本人に何らかのスキルを持たせ、「根拠のある自信」をつけてもらうことこそが、本来必要な教育であると思うのですがいかがでしょうか。
過去にも書かせて頂いたジャイアンツの元エースの桑田真澄さんによるプロ野球選手が受けてきたスポーツ教育に関する論文にもありましたが、根性論や精神論が学問的なことを無視してあまりに重要視される事は問題だと思います。(小林太一)

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桜井充メルマガ:「少し明るい話を」

2012年01月12日 (木) 18:31
最近暗い話題が多いので、今日は少し明るい話を。地元の温泉で、経営が悪化しファンドに買い取られたホテルがあったのですが、経営者そして従業員の皆さんの努力もあって、元のホテルのオーナーが買い戻すことができ...
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2012年01月05日 (木) 22:21
今年も、昨日の塩釜魚市場の開場式から仕事が始まった。昨年の震災で大きな被害を受けたが、関係者の努力で早期の復旧を果たした。関係者の皆様の努力に心から敬意を表したいと思います。昨年の水揚げは100億円を...
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桜井充メルマガ:「日本型国家を目指して」

2012年01月02日 (月) 12:46
昨年中は大変お世話になりありがとうございました。良い年になるように頑張っていきたいと思っています。昨年は、誰も予想し得なかった未曾有の大震災に見舞われました。被災にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げ...
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桜井充メルマガ:「復興に向けて」

2011年12月29日 (木) 16:05
 今年も残りわずかとなりました。皆さんにとって、今年はどのような一年だったでしょうか。私の中では、3月11日の大震災が全てと言っても過言ではありません。改めて、お亡くなりになった皆様に心から...
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