桜井充メルマガ:「今週もハードです」
2013年04月18日 (木) 16:44
忙しい日が続いています。
今週の日曜日は、地元の秘書が市議会議員選挙に立候補するので、出陣式の応援演説を行った後講演のために札幌へ。仙台空港まで一時間半車で揺られ、札幌に着いた後も一時間ほど車に乗っていたので、それだけで疲れてしまった。
昨日は山口の参議院補欠選挙のために山口へ。団体を幾つか回った後に夜は個人演説会。戻ってからも、各省庁からの説明を受けたり、東京にいても忙しく働いています。
今週末も土曜日の午前中は診療、午後は選挙の応援、夜は歯科の後援会の先生方との意見交換会。日曜日の午前中に松山で講演するので、これが終わった後東京へ。松山で講演が終わってから高松に移動。会合で挨拶してから、東京経由で県北の登米市へ。この日の移動距離はどの位になるのだろう。
ところで、地元の中小企業に景況感のアンケートを行った。アベノミクスで良くなっている割合は10%程度、変わらないが60%、そして悪くなったという企業は30%。現状悪いにも関わらず、今後は良くなるのではという期待感は高かった。
輸入物価が上昇しているが、中小企業の最も大きな悩みは、この上昇分を価格転嫁できるかである。現在の取引間の力関係を考えると、価格転嫁するのは容易なことではない。価格転嫁できなければ、企業の利益率が下がるのだから、賃金が上がるという事はあり得ない。賃金が上がらず、物価だけが上昇するのであれば、生活が苦しくなるのは当然のことである。
現在の問題点は、輸入価格上昇が原因であるコストプッシュ型の悪い物価上昇。この点の正しい認識が必要で、週刊誌はやっと書き始めてくれているのだが、テレビは相変わらず良い点だけを取り上げている。これでは期待が膨らむのは当然のことである。この先悪くなった時に、メディアはどのように反応するのだろうか。
参議院議員・医師 桜井 充
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
中国の経済統計に関して粉飾の疑いがあるとの声が広がってきています。
実は以前、内部告発支援サイトであるウィキリークスが中国の李副首相が「GDPは人為的に操作」されており、経済を見るときは電力消費量、鉄道貨物運輸量、銀行新規融資額を見るという発言があった旨の報道がありました。もっとも、経済発展に伴い、自動車や航空機での輸送は増えてきていることから鉄道貨物輸送量が経済全体を必ずしも表しているわけではないと思いますが、少なくとも過去のGDPの推移とこれらの指標を照らし合わせると乖離があるように思います。
もちろん、ウィキリークスを全面的に信用しているわけではありませんが、少なくとも中国を分析するには政府の統計などの表面上の数字だけでは見えてこない点が多々あるように思います。(小林太一)
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今週の日曜日は、地元の秘書が市議会議員選挙に立候補するので、出陣式の応援演説を行った後講演のために札幌へ。仙台空港まで一時間半車で揺られ、札幌に着いた後も一時間ほど車に乗っていたので、それだけで疲れてしまった。
昨日は山口の参議院補欠選挙のために山口へ。団体を幾つか回った後に夜は個人演説会。戻ってからも、各省庁からの説明を受けたり、東京にいても忙しく働いています。
今週末も土曜日の午前中は診療、午後は選挙の応援、夜は歯科の後援会の先生方との意見交換会。日曜日の午前中に松山で講演するので、これが終わった後東京へ。松山で講演が終わってから高松に移動。会合で挨拶してから、東京経由で県北の登米市へ。この日の移動距離はどの位になるのだろう。
ところで、地元の中小企業に景況感のアンケートを行った。アベノミクスで良くなっている割合は10%程度、変わらないが60%、そして悪くなったという企業は30%。現状悪いにも関わらず、今後は良くなるのではという期待感は高かった。
輸入物価が上昇しているが、中小企業の最も大きな悩みは、この上昇分を価格転嫁できるかである。現在の取引間の力関係を考えると、価格転嫁するのは容易なことではない。価格転嫁できなければ、企業の利益率が下がるのだから、賃金が上がるという事はあり得ない。賃金が上がらず、物価だけが上昇するのであれば、生活が苦しくなるのは当然のことである。
現在の問題点は、輸入価格上昇が原因であるコストプッシュ型の悪い物価上昇。この点の正しい認識が必要で、週刊誌はやっと書き始めてくれているのだが、テレビは相変わらず良い点だけを取り上げている。これでは期待が膨らむのは当然のことである。この先悪くなった時に、メディアはどのように反応するのだろうか。
参議院議員・医師 桜井 充
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
中国の経済統計に関して粉飾の疑いがあるとの声が広がってきています。
実は以前、内部告発支援サイトであるウィキリークスが中国の李副首相が「GDPは人為的に操作」されており、経済を見るときは電力消費量、鉄道貨物運輸量、銀行新規融資額を見るという発言があった旨の報道がありました。もっとも、経済発展に伴い、自動車や航空機での輸送は増えてきていることから鉄道貨物輸送量が経済全体を必ずしも表しているわけではないと思いますが、少なくとも過去のGDPの推移とこれらの指標を照らし合わせると乖離があるように思います。
もちろん、ウィキリークスを全面的に信用しているわけではありませんが、少なくとも中国を分析するには政府の統計などの表面上の数字だけでは見えてこない点が多々あるように思います。(小林太一)
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