桜井充メールマガジン

　賛否は様々ありましたが、私は安倍元総理にお世話になったので、国葬に出席しました。当日、麹町の宿舎を出て地下鉄で会館に向かおうとしたとき、歩道に長蛇の列ができているのを見かけ、こんなに人が並んでいるのかと驚かされました。
 
　報道にあったように、菅元総理のお別れの言葉には感動しました。自然に拍手が起こり、葬儀でこのような拍手が起こることは異例で、戸惑いもありましたが、会場全体の拍手に違和感を抱くことはありませんでした。
 
　国葬の是非は別として、安倍元総理の死は、演説中に射殺されるという衝撃的な事件でした。政治的信条に対してではないとはいうものの、何か恨みを持たれると殺されるのかもしれないという恐怖感を抱いたのは私だけではないと思います。
 
　もり、かけ、さくらと様々なことはあったかもしれません。しかし、それとは別に、人の命を奪う行為は許されるものではなく、いつの間にか、国葬の是非だけが問われるようになった事は残念でなりません。改めて、ご冥福をお祈りいたします。
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