桜井充メールマガジン

　鳴子にはダムがあり、田植えの時期には水田に水張りをする関係で3日間放流が行われる。そのときダムがライトアップされ、とても綺麗なのだが、これを見たいと観光客が大量に押し寄せて交通渋滞を招いてしまった。それは、鳴子ダムの駐車場が80台分しかないからである。

　そこで、地域おこしの一つの方法として、この3日間の夜間だけ通行止めをし、鳴子周辺のホテルの宿泊客を中心にバスで送迎を行ってはどうかと考えている。鳴子ダムを管理している方々はやる気なのだが、肝心の鳴子の観光協会等があまり乗り気ではない。

　私は鳴子の地域おこしのために15年ほど現地の方々と話をしてきたが、できない理由ばかりを言われ、前に進まないことが多かった。そこで今回は、やる気のある若手の方々を集めて、ライトアップを使った地域活性化を行うために動いてみることにした。

　昨日もその話し合いをしたのだが、バス代で5千円ほど徴収しなければ赤字になってしまうので、その料金にしたいと言ったところ、慎重な意見もあった。しかし、年間で3日間しかやらない行事である。しかも、人数も600名程度に限定する。それを考えれば、その位のお金を払う人はいるはずである。何とかうまくいくようにしたいものだと考えている。
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